生野の町並み散策(2)
[2016年1月25日]
ID:360
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鉱石や物資を輸送するため大正9年(1920)に建設された電車専用道は、生野鉱山本部~支庫(旧生野駅)間の軌道のうち、姫宮神社周辺の市川右岸に現存しています。生野代官所で使われていた石垣の石が市川沿いのトロッコ道に転用されており、連続したアーチは土木遺産として専門家の間で高い評価を受けています。
明治19年(1886)に当時の大山師の邸宅として建てられました。明治21年(1888)に有栖川宮熾仁親王が宿泊された部屋も現存しています。三菱全盛期には企業の迎賓館として利用されました。
官営生野鉱山に勤務する官吏のため明治9年(1876)などに建てられた官舎が国道429号線沿いに4棟現存しています。いずれも白漆喰の土塀に囲まれており、口銀谷の町家とは異なる趣です。
「生きる」「七人の侍」など黒澤映画で知られる名優、志村喬は父親が勤務していた生野銀山の社宅で明治38年(1905)に生まれました。生家は現存しませんが、当時の社宅にあった松の木が残っています。
近代日本洋画の先駆者、生野三巨匠(白瀧幾之助、和田三造、青山熊治)をはじめとする画家の作品が展示されています。
無料 ※要予約
〒679-3301 兵庫県朝来市生野町口銀谷
電話 079-679-2253
異人館を真似た左右対称の擬洋風建築です。地元の大工、杉浦嘉作と坂井利平が建築し、明治19年(1886)に竣工しました。正面の軒瓦下には警察の紋章と生野の旧町章が残されています。
開庁時間 月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時15分まで (土、日、祝日および12月29日から翌年1月3日までは除く)