PM2.5(微小粒子状物質)について
[2018年6月1日]
ID:2142
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大気中に浮遊する粒子状の物質のうち、粒子の大きさが2.5μm(マイクロメートル)以下の微小な粒子を総称してPM2.5と呼んでいます。
PM2.5は、自動車等の排ガスや工場のばい煙などからの粒子と、空気中の二酸化窒素などの気体が太陽の光と反応して発生する場合があり、粒子が小さく肺の奥深くまで入り込みやすいことから、健康への影響が懸念されています。
環境省は、平成25年11月に「注意喚起のための暫定的な指針」に係る判断方法の改善について示しました。その結果、1日の平均値が70μg/㎥以上に加えて、
に注意喚起が行われます。
兵庫県では、「ひょうご防災ネット」及び「PM2.5注意喚起情報に関するメール配信サービス(注意喚起情報配信サービス)」で情報発信されますので、インターネット接続ができるパソコンや携帯電話で登録をしてください。
※国では、今後もデータ解析や専門家会合等により、引き続き指針値等の検討が行われます。
PM2.5に対して、医療用や産業用の高性能な防じんマスク(N95やDS1以上の規格)は微粒子の捕集効率の高いフィルターを使っており、微粒子の吸入を減らす効果があります。ただし、着用すると少し息苦しい感じがあるので、長時間の使用には向いていません。
また、一般用マスク(不織布マスク)にはさまざまなものがあり、PM2.5の吸入防止効果はその性能によって異なります。
PM2.5の環境基準は、健康維持のために望ましい濃度として、1年間の平均値が15μg/㎥以下であり、かつ、1日の平均値が35μg/㎥以下と定めています。
兵庫県で行った測定データは、環境省大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)で確認できます(朝来市に最も近い観測地は豊岡市になります)。
今後、国や県のPM2.5に関する注意喚起等の情報提供があったときには、市民の皆さんに情報を提供します。
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