朝来市役所「新庁舎建設基本設計」を作成しました
[2013年12月10日]
ID:3160
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[2013年12月10日]
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市では、新庁舎建設に向けて、建物の配置や外観のイメージをまとめた「基本設計」を作成しました。今後はこの基本設計に基づいて、実施設計に着手し、計画的に事業を進めていきます。
◇窓口機能
優れた市民サービスを提供でき、来庁者・職員がともに使いやすく心配りの行き届いた窓口を計画します。
◇行政機能
レイアウト変更に対応しやすいフレキシビリティ※2と拡張性、使いやすい会議室や書庫、集中できる作業スペースにより職員の働きやすさを重視した執務空間を計画します。
◇議会機能
議会諸室の集約化、明快な動線とセキュリティ計画により、効率的な議会運営ができる計画とします。
◇防災拠点機能
災害時に災害対策本部としての拠点機能を果たす、安全安心の構造、BCP※3に対応した設備インフラ、広場や諸室の活用を計画します。
◇文化・交流機能
市民の方が気軽に立ち寄りやすい1階に、各種交流スペースを設置して、朝来の文化の発信や市民交流が芽生える賑わいの空間を計画します。
◇情報の受発信機能
市政情報、観光情報、市民展示等を交流スペースに設け、市民・観光客・行政がそれぞれの情報を受発信できる計画とします。
◇市民活動支援機能
まちづくり広場や交流コンコース等により、市民が活用しやすい場所づくりを計画します。
◇庁舎独自の機能
朝来市の中心として、人々が集まる庁舎、分かりやすく使いやすい庁舎に相応しいシンボリックなデザインとします。◇建設地:現在地
◇建築面積:約1,600平方メートル
◇延床面積:約6,500平方メートル
◇構造:鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造(免震構造)
◇階数:地上5階建
◇高さ:約23m
◇駐車場:来庁者用駐車場 82台
公用車用駐車場 72台
◇総事業費 約25億円
(建物建築費、設計・監理費、外構・植栽、現庁舎取壊し費など)
◇財源
事業費には、償還の70%が国から補てんされる合併特例債等を活用します。(1)安全・安心を追求することにより、急傾斜地崩壊危険箇所被害想定ラインを外した建物配置とします。
(2)JR和田山駅に対して正面性を保ち、景観的に街並みに沿った建物配置とします。
(3)新庁舎を東西軸に配置することにより、日射による熱負荷を少なくした建物配置とします。
(4)新庁舎の北側には、まちづくり広場を配置し、市民の方々が集えるスペースを確保します。
(5)現在の敷地内道路は、駐車場の確保や建物の配置上の問題から廃止することとし、周回する市道を拡幅することにより、車の安全な通行の確保を行います。◇1・2階 来庁者の多い窓口部門、福祉部門、総務部門を配置します。
◇3・4階 災害対策の中枢となる会議室のほか、市長執務室及び政策調整関係部門などを配置します。
◇5階 議場など議会関係の諸室を配置します。
◇平成25年度
基本設計、実施設計、仮庁舎への移転
◇平成26年度
仮庁舎への移転、前庁舎解体工事、新庁舎建設工事
◇平成27年度
新庁舎建設工事竣工、外構工事
◇平成28年度
外構工事竣工、全面利用開始
※1 プロポーザル…複数の業者から企画・提案を受け、その中から選定すること
※2 フレキシビリティ…用途や機能の変化、改修や間取りの変化などに対応可能なこと
※3 BCP…Business Continuity Planの略で、災害などリスクが発生したときに重要業務が中断しないように計画すること
朝来市新庁舎建設基本設計書(概要版)
開庁時間 月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時15分まで (土、日、祝日および12月29日から翌年1月3日までは除く)