朝来市地域防災計画とは
朝来市地域防災計画は、災害対策基本法(昭和36年法律第223号)第42条の規定に基づき、朝来市防災会議が作成した計画です。
本計画は、国の防災基本計画並びに兵庫県地域防災計画と連携した地域計画として位置づけられ、朝来市における災害対策の基本となるもので、市民の生命、身体及び財産を災害から保護し、被害を最小限に留め、郷土の保全と住民福祉の確保を目的としています。
改訂の経過
平成23年3月に発生した東日本大震災を始め、全国各地で頻発する大規模災害を背景に災害対策基本法その他の関係法令が改正され、また、国の防災基本計画並びに兵庫県地域防災計画が修正されたことを受け、平成24年度から朝来市地域防災計画においても全面的な修正に向けて見直しを行ってきました。
防災関係団体等からの28名の委員さんによる、4回の朝来市防災会議において慎重審議いただき、1月末からのパブリックコメントを経て、平成26年3月3日開催の防災会議において修正案が承認され、朝来市地域防災計画が改訂されました。
見直しの概要
本市の地域防災計画は、合併後の平成19年3月に作成したもので、作成から7年を経過しており、今日までの自然的条件、社会的条件の見直しはもとより、想定外の規模であった東日本大震災の経験を踏まえた度重なる法改正と国の防災基本計画の見直しに沿った内容に修正しております。
災害の発生を未然に防ぐことは困難であることから、災害時の被害を最小化する「減災」の考え方を基本に、「自助」、「共助」、「公助」が一体となった取り組みに力点を置いて見直しをしています。
計画の構成
本計画は、「風水害等対策計画」、「地震災害対策計画」と「資料編」からなり、風水害及び地震災害対策計画については、それぞれ「総則」、「災害予防計画」、「災害応急対策」、「災害復旧計画」及び「災害復興計画」の5編で構成しています。