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ASAGOiNGゼミU-18 一日ゼミ Vol.1 を開催しました

[2016年11月4日]

ID:6288

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ASAGOiNGゼミU-18 一日ゼミ Vol.1 を開催しました

学校と社会をつなぐ ASAGOiNGゼミU-18

ASAGOiNGゼミU-18  一日ゼミ を平成28年9月22日に朝来市生野町黒川で開催しました。

ASAGOiNGゼミU-18は、地域課題の解決に向けた提案・行動を行うことで、将来社会に出てからも必要な「考える力」や「実践力」を養い、地域や社会に関する知識・関心を深めていきます。また、地域を題材にした国語・社会・数学・理科・英語などの教科課題を解くことで、学びの本質を体感し基礎学力などの好循環につなげていきます。

また、地域で活躍する人との出会いの場を持つことで、大人の多様な生き方・考え方に触れ、将来のキャリア構築のヒントを掴みます。そうして、自分の生き方を考え、進学先選択や就職活動に役立てていきます。

一日ゼミとは

●事前にすること

 朝来市内の地域を題材にした動画(事前学習用動画)を見て、まちが抱える問題について家族と話し合い、理解を深めながら疑問点をまとめます。また、地域を題材にした教科課題について自分自身で調べます。

●一日ゼミの当日にすること

動画での疑問点などを地域で活躍する人との対話により掘り下げて考え、身近な地域課題だけでなく、その後ろにある社会構造など課題の本質を学び、グループディスカッションしながらその地域における課題とは何かを探ります。また、地域を題材にした教科課題をグループでディスカッションしながら教科学習と社会をつなげ、学びの本質を体感します。

※事前学習用動画、教科課題は一日ゼミごとにテーマを変え、テーマに沿って地域や地域で活躍する人を題材にして作成しています。

ASAGOiNGゼミU-18 一日ゼミ Vol.1 のプログラム内容と活動の様子

■ テーマ

「 限界集落のこれからを考える 」

■ オリエンテーション

一日ゼミの一日の流れや、課題解決に向けたアクションまでの今後の流れについて共有しました。

また、一日ゼミをしていくにあたり、どのようにすれば、みんなが気持ちよく活動できるのか、受講生同士で決め事を考え、共有しました。



オリエンテーションの様子
開催場所は、農家民宿まるつね

■ エネルギー・燃焼を学ぶ 【教科課題(理科・社会)】

実験などを通して、実験結果と理論を結び付けて考え、燃焼の理解を深めました。

 

● Activity1 かまどを使いご飯を炊く

 黒川集落の農家民宿まるつねにあるかまどを使い、煙突効果を知る。

 



どのように木をおけば酸素が入っていきやすいのか、実際に薪をくべながら学んでいきます。



農家民宿まるつねの黒田哲郎さんに教えていただきます



かまどの入り口に紙を近づけると、空気が吸い込まれていく様子が分かります。
実際に、その様子を見ることで、煙突効果について理解を深めます。

 

● Activity2 レンガを使いロケットストーブを作る

 ペール缶のロケットストーブを題材にローケットストーブの構造を理解し、班で話し合いながらレンガを使いロケットストーブを組み立てます。ロケットストーブづくりをすることで、煙突効果の理解をさらに深めるとともに、班で行うことで、話し合いながらより良いものを作り上げていくこと、手を動かしながら実践しながら考え試行錯誤をくりかえしていくことを学びます。



ペール缶のロケットストーブを使いロケットストーブの構造を学び、煙突効果の理解を深めます。



受講生は、3班に分かれ、話し合いながら、レンガを使いロケットストーブづくりをしていきます。



班で話し合うときは、中学生も高校生も関係なく、自分の意見を出し合いながら、実際に手を動かして組み立てながら、考えていきます。



実際に火をつけ、煙突効果について考えてみます。
また、どれだけの高さにすれば煙突としての役割を発揮するのか、熱がフライパンに達するのかを考え、試行錯誤を繰り返します。



お昼ご飯に食べる目玉焼きをつくります。
熱が伝わらず、目玉焼きができなければ、たまごかけごはんになります。
みんな真剣そのもの。



卵を割るのを失敗し、スクランブルエッグに。
これも、経験。

 

● 勉強の合間に昼ごはんタイム

かまどで炊いた新米ごはんと、自分たちで作ったレンガのロケットストーブで作った目玉焼き、さらに、農家民宿まるつねの黒田真澄さんお手製の黒川の新鮮野菜を使ったお料理をいただきます。



農家民宿まるつねの黒田さんお手製の新鮮野菜が食卓にならび、黒川の食の豊かさを実感します。



かまどで炊きあがった炊き立てのごはんをいただきます。



唯一、目玉焼きの形で卵を食べることができた班。
この班は、スクランブルエッグもつくり、大満足の班。



この班は、ロケットストーブを早く組み立てられたが、結局、目玉焼きにはならず。
目玉焼きを食べる班を横目に、たまごかけごはんを食べます。
「目玉焼きの班が横を通るたびに悔しい」と。
この悔しさが、次につながるはず。

 

● Activity3 てんぷら油火災の消火を体感する

 南但消防本部の協力により、天ぷら油火災の消火手法について説明を受け、見学することで、燃焼の3要素について理解を深めます。

※実際のプログラムは、天気が雨の予報でもあったため、プログラムの最初にしています。



てんぷら油火災に、常温の油を入れるとどうなるのか。
てんぷら油火災に、水を入れて消火しようとするとどうなるのか。
実演をしていただき、その現象を見ることで、燃焼の3要素について理解を深めます。

 

● Study 実験と課題のふりかえり

 Activityの実験等を通して、燃焼の3要素のことや煙突効果についてなどを教科課題を解きながら振り返りを行い、知識から知恵に結び付けていきます。



Activityの内容を踏まえて事前教科課題の答え合わせを班で話し合ってしていきます。
事前教科課題で家で解いていても分からなかった問題が、実際のActivityで学んだことで答えが分かり、理解が深まっていきます。

■ 過疎・限界集落を学ぶ 【教科課題(国語・社会)】

黒川区に住み農家民宿まるつねを営む黒田哲郎さん・真澄さんご夫妻の生き方、暮らし方を題材にした国語の教科課題から、黒川集落についてや、過疎・限界集落・地域コミュニティについて班ごとに意見交換し、理解を深めます。また、現代文の基本的な解き方、文章にまとめるときの整理手法など、現代文のテクニカルなことも同時に学びます。



題材が身近な黒田さんご夫妻の生活や身近な黒川集落のことだからこそ、考えるのも真剣になります。
国語をとおして、社会構造についていも触れ、考えていきます。



班で話し合うことで、理解が深まり、さらに全体共有することで、色んな考え方を聞き、価値観の多様性についても理解を深めることにもつなげます。

■ ダイアログ(対話) 地域の現状把握と課題を知る

 黒川区の奥藤区長さん、農家民宿まるつねの黒田哲郎さん・真澄さんへ質問することで現状を知り、課題は何かを考える機会にします。



教科課題の国語を通して、黒川集落のこと、過疎のこと、地域コミュニティのことについて理解を深められていたので、ダイアログ(対話)では、黒川区の区長さんや黒田夫妻に対して、質問が活発に、自主的に飛び交います。



受講生の質問に、真剣に答えていただきました。
左から、黒川区長 奥藤さん、農家民宿まるつね 黒田哲郎さん、黒田真澄さん。



全体での質問タイムの後は、各班ごとに、さらに詳しくいろんなことを質問していきます。



黒川集落のこと、暮らしのことだけでなく、生き方などについてもいろんな話を聞き、キャリア教育の面からも深い学びの場となります。



一日ゼミや教材作成にご協力をいただいた黒川区の奥藤区長さん、農家民宿まるつねの黒田哲郎さん真澄さん、ありがとうございました。

全体をとおして

 教科等で学ぶ「知識」が、「知恵」として活かされ普段の生活とつながっていることを、一日ゼミを通して体感する機会になりました。この経験を積み重ねていくことで、学校での学びや得られた「知識」が、「知識」として蓄積するものだけでなく、日々の暮らしの「知恵」につなげ、学びの楽しさなど学びの本質に触れることにつながっていくと考えます。

 また、学びの題材となった活躍する身近な人や、その方の生き方暮らし方に触れることで、地域課題や社会課題が身近に捉えることができ、自分事として考えるきっかけとなりました。さらに、ダイアログ(対話)の時間などを通して、中学生・高校生にとっては、普段じっくり話すことがない分野の生き方などの人生観に触れ、多様な価値観などを知り、キャリア教育の場にもつながりました。

事前学習課題と事前学習動画

■事前学習課題の手順

  1. 事前学習用動画(20分間)を視聴します。
  2. 教科課題(現代文・社会、理科・社会)を解き、「回答用紙」に記入します。
  3. 動画を見たり、教科課題を解いたりするなかでの感想を、「地域課題」にまとめます。
  4. 動画や教科課題などから、地域の課題や地域のこれからについて家族と話し合います。
  5. 家族と話し合ったことや、区長さん・黒田さんに聞きたいことを、「地域課題」に記録します。

事前学習動画

事前学習動画 「限界集落のこれからを考える」(別ウインドウで開く)
(クリックすると、YouTubeが開き、動画が再生されます。)

事前学習課題

お問い合わせ

朝来市役所市長公室あさご暮らし応援課

電話: 079-672-1492

FAX: 079-672-4041

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