特別天然記念物「オオサンショウウオ」について
[2021年11月11日]
ID:4073
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オオサンショウウオは太古の遺留動物にして、両生類のうち最大のものであり、生息環境の変化により住むべき場所や個体数も大きく減少しており「日本著名の動物としてその保存は学術上貴重なものである」などとして、1952(昭和27)年に国特別天然記念物に指定され保護されています。
オオサンショウウオは日本特産であり、本州の中部以南の河川の中・上流域に生息します。夜行性のため、日中活動することはほとんどありませんが、不用意に触ると噛みつかれる危険性があり、専門家以外の人が許可なく触ったり、捕まえたり、場所を移動させることは文化財保護法違反となります。
朝来市では、この貴重な生き物の生息状況を平成25年度より調査しています。
皆さんからの情報をお知らせください。
朝来市内市川流域には、1,500匹を超えるオオサンショウウオが生息していることが朝来市生野町黒川の研究施設「NPO法人ハンザキ研究所」の調査によりわかっています。
オオサンショウウオを見つけたら、以下に連絡してください。
朝来市埋蔵文化財センター 電話079-670-7330(月曜・祝翌日休館)
教育委員会学校教育課 電話079-672-4930
(埋蔵文化財センターが休館のとき)
※いずれも午前8時30分~午後5時15分まで