(目的)

第1条　この告示は、朝来市が宅地分譲するアスティ栃原住宅団地の区域内において建築物等の敷地、位置、構造、用途、形態、意匠及び建築設備に関する基準を定め、住宅地としての良質な住環境を保全し、魅力ある街づくりに寄与することを目的とする。

(定義)

第2条　この告示の用語の意義は、建築基準法(昭和25年法律第201号)及び建築基準法施行令(昭和25年政令第338号)に定めるところによる。

(適用区域)

第3条　この告示を適用する区域は、朝来市生野町栃原地内の朝来市が宅地分譲するアスティ栃原住宅団地の区域(以下「区域」という。)とする。

(市の責務)

第4条　市長は、第1条に掲げる目的が達せられるよう、建築主に対する指導及び助言を行うものとする。

(建築主の責務)

第5条　区域において建築行為を行う建築主は、この告示の趣旨を理解し、良好な住環境の形成と維持に努めるものとする。

(建築物の制限)

第6条　区域内の建築物等の敷地、位置、構造、用途、形態、意匠及び建築設備は、次に掲げる基準によらなければならない。

(塀)

第7条　道路又は隣地との境界に面して塀を設ける場合は、敷地からの高さ1.8メートルを限度とし、コンクリートブロック造を避けて、生け垣、パイプフェンス等とする。やむを得ずコンクリートブロック造とする場合は、道路面を避け隣地との境界側のみとし、高さ1.0メートル以下で、それを超える部分は、フェンス又は金網等の見通しや風通しの良いものとする。

(住環境の維持)

第8条　周囲の景観との調和を図るよう敷地内は緑化に務めるものとする。

(建築主の届出)

第9条　区域において建築行為を行う建築主は、別記様式による届出書(正・副2通)を市長に提出し、告示に適合している旨の通知を受けるものとし、この通知があってから建築基準法定める確認申請を行い、申請を必要としない建物の建築、増・改築及び門・塀の工事は、この通知以後に着手しなければならない。

(届出書の交付)

第10条　市長は前条による届出書を受理し、建築計画内容がこの告示に定める基準を満たしていると判断した場合は、副本を建築主に交付する。