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議長あいさつ
森田龍司議長あいさつ
『議会の閉鎖性の脱却と生産性の向上をめざして』
この度、第12代の議長に就任しました森田龍司でございます。身に余る光栄と感謝申し上げるとともに、責任の重さを痛感しております。議長として全力を傾け、公正かつ円滑な議会運営に取り組んで参ります。
さて、朝来市を取り巻く環境は、急速な少子高齢化に伴う人口減少とともに、過疎化、医療や福祉、公共交通、公共施設の再配置、田や山の荒廃、コロナ禍の影響や物価高騰、市内経済の疲弊など地域課題が山積しています。しかし、人口減少に拍車がかかっても、まちの活力が維持できるよう、課題に向き合い市民の生活を守っていくことが求められています。そして、複合化する地域課題へのソリューションと、多様化、高度化する市民ニーズに、限られた財源と職員数で行政サービスを持続させるには、行政と民間の役割分担などの関係性を変えていくとともに、議会の「責任と役割」がますます重要になっています。
私は、「議会力を高める」ために、議会の閉鎖性の脱却、生産性の向上をスローガンに掲げ、「政策提言能力と実行力、行動力」を向上させることに力を注ぎます。具体的には、市民とのコミュニケーションを図り、市民が望む政策の実現から、信頼を創ることを目指す。また、政策専門型の議会として、政策の分析・立案に役割を転換し、議会力の向上を図る。そして、市民の「議会が変わった」という評価に繋げていきたいと思います。
ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。