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令和6年度 帯状疱疹予防接種の費用の一部を助成します。

ページID:0015044 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

帯状疱疹の予防接種について

朝来市では、帯状疱疹の発症や重症化の防止を図り、市民の健康の保持に寄与することを目的として予防接種費用の一部を助成する新たな事業を始めます。

【帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは】

帯状疱疹は水ぶくれを伴う赤い湿疹が体の左右どちらかに、帯状に出る皮膚の疾患です。強い痛みを伴うことが多く、症状は3週間から4週間ほど続きます。早めの治療が必要です。

子どもの頃にかかった水痘(みずぼうそう)ウイルスが体の中で長期間、潜伏感染し、免疫が低下した際など「帯状疱疹」として発症します。

日本では、80歳までに約3人に1人がかかるといわれています。また、皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割の方に長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。

帯状疱疹予防にはワクチンがあります。予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではありませんが、たとえ発症しても症状が軽くすむという報告があります。

【帯状疱疹はひどくなる前に早めの治療を始めることが大切です】

 帯状疱疹の発疹(ほっしん)や水ぶくれなどの治療が遅くなったり治療しないまま放置すると、頭痛や39℃以上の発熱などの全身症状が現れることもあります。特に首から上の帯状疱疹は、悪化すると失明や顔面麻痺、難聴を引き起こすことがあります。発疹が消えた後も痛みが残ることがあるため、できるだけ早く医療機関を受診し治療を始めることが重要です。

【帯状疱疹ワクチンの種類について】

ワクチンは、現在2つの製品(シングリックス、ビケン)があり、接種される方の病気などによって、接種できるワクチンが違います。かかりつけ医師と相談されて、接種ワクチンを決めてください。

 

シングリックス

水痘ワクチン(ビケン)

ワクチンの種類

不活化ワクチン

(免疫抑制をきたす治療中でも接種可能)

生ワクチン

(免疫抑制治療中は接種不可)

接種回数・方法

2か月間隔をあけて2回

筋肉注射

1回

皮下注射

対象者

満50歳以上の方

帯状疱疹の予防効果

約90~97%

約50~70%

帯状疱疹後神経痛の予防効果

約85~100%

約66%

効果の持続期間

10年前後持続することが現時点で判明している

5年程度

5年で効果減弱の報告

副反応

比較的多い(注射部位の疼痛・発赤など)

比較的少ない

【禁忌】 水痘生ワクチンについては、明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する者及び免疫抑制をきたす治療を受けている者に接種してはならない。

助成期間   令和6年4月1日~令和7年3月31

助成の対象者  下記のすべてに該当する方

1.朝来市に住民登録がある方(接種及び申請時点で)

2.接種時点で満50歳以上の方で接種を希望する方

3.今までに帯状疱疹ワクチン接種で市の助成を受けたことのない方

4.かかりつけ医が接種可能と認めた者

※帯状疱疹予防接種は、任意予防接種です。任意予防接種とは、国が決めた予防接種法(定めた予防接種は、定期予防接種といいます。)に規定されていない予防接種です。接種される方は自らの意志と責任で接種を受けてください。

市助成額

製品名

接種

回数

接種方法

接種料金

接種料金は、医療機関により金額が違います。

市助成額

医療機関では、市助成額を引いた金額を支払います。

シングリックス

(不活化ワクチン)

2回

筋肉内接種

1回目の接種の2か月~6か月以内に2回目接種

1回 

20,000~24,000円程度

1回

10,000円

(2回とも助成します)

ビケン

(生ワクチン)

1回

皮下注射

7,000~8,000円程度

1回

3,500円

接種の受け方

市内の指定医療機関で接種を受けることができます。事前に予約をしてください。

接種を受ける際には、「健康保険証」と「おくすり手帳」をお持ちください。

1. 接種希望者は、市の窓口または電話連絡にて接種の希望を伝える。市からの書類『帯状疱疹予防接種費用助成金代理受領委任状兼予防接種証明書(様式第1号)』が到着後、かかりつけ医に予防接種の予約をする。

2.  接種希望者は、かかりつけ医と接種について相談し、接種するワクチンについて決定しておく。

3.『帯状疱疹予防接種費用助成金代理受領委任兼予防接種証明書』を記入して持参してください。不活化ワクチン接種は、2回接種ですので、2回目接種分の書類は、医療機関でもらい接種時に記入して持参してください。

4.医療機関にある「予診票」を記入する。

5.接種後、接種金額のうち自己負担額を支払う。

※2回目の接種の必要な方は、医療機関に次の予約が必要です。

市内の帯状疱疹予防接種指定医療機関(4月1日現在の情報)

  ◎2種類実施  〇シングリックス(不活化)のみ  ●ビケン(生ワク)のみ

 

医療機関名

電話番号

 

医療機関名

電話番号

生野

稲垣医院

679-4108

和田山

谷村医院

672-2016

佐藤医院

679-2013

浜野医院

672-5351

和田山

井上皮膚科医院

672-0377

はるかぜ診療所

666-8016

クリニックよしだ

670-0006

馬庭内科医院

673-2811

公立朝来医療センター

672-3999

三浦クリニック

672-4111

小山医院

674-0333

山東

そよかぜ診療所

676-3153

クリニック日々青々

675-3033

 

 

 

真生園診療所

(通院患者のみ)

674-0131

朝来

木村医院

677-0007

高岡耳鼻咽喉科クリニック

672-0808

間島医院

677-0054

田仲和田山クリニック (通院患者のみ)

670-3222

大植病院

(通院・入院患者のみ)

678-1231

※かかりつけ医療機関が朝来市内にない場合は、医療機関での接種証明が必要です。書類を送付しますので、予約をする前に必ず健幸づくり推進課に連絡をしてください。

健康被害の対応

任意予防接種を受けられて、入院を必要とする程度の疾患や、日常生活が著しく制限される程度の障害などの健康被害が生じたときは、独立法人医薬品医療機器総合機構法による「医薬品副作用被害救済制度」「生物由来製品感染等被害救済制度」に基づく救済対象となります。

帯状疱疹は、免疫力の低下によって発症するため、予防には日ごろの体調管理が重要です。食事や睡眠をしっかりとり、適度な運動や、リラックスした時間を持つことでストレスを減らし、免疫力を低下させないよう心がけましょう。

 

 

 


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