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手話はみんなのもの No.1

ページID:0008221 更新日:2023年4月3日更新 印刷ページ表示

手話の歴史

 ろう者(*1)は、家庭の中だけで通じる身振りやサインを使っていました。日本で最初に手話によるろう教育が始まったのは明治時代で、京都盲唖(もうあ)院という学校です。
学校を卒業しても手話で話せる場を求めて集まり、ろう者同士で話す中で、手話単語が増えていきました。その輪は全国に広がり、ろう者の全国組織が結成されました。現在の一般財団法人全日本ろうあ連盟です。
ろう者は、運転免許、医師・薬剤師等免許の取得、銀行ローンなど法律で認められないことがたくさんあり、とても暮らしにくい環境でした。また、言葉が出ず手を動かして話すのを蔑(さげす)まれました。昭和時代は、さまざまな差別に対し、全国レベルで法律を変える運動などが繰り広げられ、手話サークルが誕生し、手話を学ぶ人が増え、手話通訳の制度化へとつながりました。
平成18年(2006年)国連総会で、「手話は言語である」と明記された、国連障害者権利条約が採択され、世界中で手話を音声言語と同等の言語として認められるようになりました。日本も見直しが必要な国内法を改正し、平成23年に障害者基本法に手話が言語であることが明記されました。
そして、現在は「いつでも、どこでも、誰もが手話で自由にコミュニケーションできる社会」をめざしています。英語やフランス語、中国語などと同じように、みんなで手話を使ってみませんか。

(*1 主にろう学校を卒業した人や日常的に手話を使用する人をろう者と呼んでいます。)

 

 

 


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