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ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活)のすすめ
日ごろから乳房を意識して生活していますか?
自分の乳房の状態に日ごろから関心をもち、乳房を意識して生活することを『ブレスト・アウェアネス』といいます。
乳がんの早期発見・早期治療につながる大切な生活習慣を身につけましょう。
1 見て、触って、感じる
乳房チェック
乳房チェックは、着替えや入浴、シャワーなどの際に乳房を見て、触って、感じるという乳房を自覚することです。
「いつもと変わりないかな」という気持ちで、自分の乳房を意識する時間を持ちましょう。
2 乳房の変化に気をつける
下記のような変化がないかチェックしてみてください。
- 以前より硬いところ、以前になかったしこり、痛みがある
- 皮膚の「変形」「くぼみ」「ひきつれ」「ふくらみ」がある
- 乳頭の「へこみ」「ゆがみ」「ただれ」がある
- 乳頭からの「血性の分泌液」「異常な分泌液」がある
3 乳房の変化に気づいたら、すぐに医療機関へ
乳房の変化が、すべて乳がんの症状ではありません。
しかし、乳がんの早期の症状の可能性があります。なるべく早く、乳がんの自覚症状に気づいて医師に相談すると適切な治療を早い段階で行えます。そのことで、乳がんの進行を止めることができますので、乳がんが治る可能性も高くなります。そして、小さい乳がんであれば、治療方法も軽くなり、体と費用の負担が少なくなります。
少しでも異常を感じたら、検診を待たずに医療機関(乳腺外科)を受診しましょう。
4 定期的に乳がん検診を受診する
乳がん検診の目的は、乳がんでなくなる女性を減らすことです。
2年に1回、乳がん検診を受けましょう。
朝来市の乳がん検診については、健康診査・検診をご覧ください。