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朝ごはんを食べよう! 朝ごはんで一日を元気にスタートさせよう
朝ごはんは、一日を元気に過ごすためのエネルギー源。毎日しっかり朝ごはんを食べて、気持ちのよい一日をスタートさせましょう。
朝ごはんの効果
体が目覚める
睡眠中に下がった体温が上昇し、体が目覚めます。
頭が目覚める
脳にエネルギーが届き、頭がすっきり目覚めます。そして、よく噛んで食べることで脳が活発になります。
肥満予防になる
朝ごはんを食べないと、体はエネルギー不足の危険を感じ、昼ごはん、晩ごはんのエネルギーを脂肪として蓄えようとします。
排便が促される
朝ごはんを食べると、胃腸が刺激を受けて排便が促されます。そして、朝食後にトイレに行く習慣をつけることで、快食・快便につながります。
朝ごはんのポイント
食べる習慣をつけよう
忙しい朝は手の込んだメニューではなくてもかまいません。すぐに食べられる乳製品や果物、おにぎりやパンなど簡単にとれるものを用意し、“何かを食べること”から始めてみましょう。
食べる習慣がついたら、主食・主菜・副菜のそろったバランスのよい朝ごはんを意識しましょう。
毎日決まった時間に食べよう
毎日同じような時間に食べることで、お腹がすくリズムができます。
誰かと一緒に食べよう
誰かと一緒に食べることで、より食欲がわきます。また、「いただきます」「ごちそうさまでした」のあいさつや箸の使い方、食事の作法を教える機会にもなります。
朝ごはんでとりたい栄養
朝の体は、昨日食べたものがすっかり消化され、ガス欠の状態です。そこで、その日の体を動かすためのエネルギーを、朝ごはんで補給する必要があります。
- 炭水化物(主食) 脳とからだのエネルギーのもと:ごはん、パン、めん類
- たんぱく質(主菜) からだをつくる、体温の上昇:卵、大豆製品、肉、魚
- ビタミン(副菜) からだの調子をととのえる:野菜、海藻、きのこ
果物や牛乳・乳製品をプラスすると、さらにバランスが良くなります。
忙しい朝でも手軽に作る工夫
電子レンジを使う
キャベツ・ブロッコリーや青菜類は、洗ってラップに包んで加熱する。
炒め物にしたり、冷やして水気を切れば、お浸しやサラダに使えます。
時間がある時に下準備をしておく
野菜
- 下ゆでして小分けし、冷蔵または冷凍しておく。
- 刻んでビニール袋かタッパーなどに入れておく。
油あげ
熱湯をかけるなどの油抜きをしてから、食べやすく刻んで冷凍しておく。
手軽に食べられる食材を用意しておく
納豆、ハム、しらす干し、ヨーグルト、チーズ、ミニトマト、バナナなど
具だくさんのスープや汁物を活用する
スープや汁物は、野菜やきのこなどをたっぷり入れて具だくさんにしましょう。