本文
野菜を食べよう
毎日1皿の野菜をプラスしよう!
野菜はビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含んでおり、生活習慣病予防の強い味方です。しかし、野菜が「健康に良い」ことはわかっていても、必要な量をとれていないのが現状です。
1日に必要とされる野菜の摂取量は350gとされていますが、厚生労働省が行っている「国民健康・栄養調査(令和元年)」では、成人の野菜摂取量平均値は280.5gとなっており、あと70g(小鉢1皿分)の野菜が必要です。
生活習慣病等を予防するためにも、今より1皿、野菜料理を増やすことを意識し、健康維持を心がけましょう。
350gってどれくらい?
生野菜なら両手に3杯分
ゆで野菜なら両手に1杯半分
※350gのうち緑黄色野菜120g以上、淡色野菜230g以上を目安にとるのが理想とされています。(緑黄色野菜1に対し淡色野菜2の割合)
緑黄色野菜(切った時に中まで色が濃いもの)
にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、ピーマン、トマト、ブロッコリーなど
淡色野菜(切った時に中の色が薄いもの)
キャベツ、玉ねぎ、なす、レタス、きゅうり、白菜、大根など
料理なら小鉢約5皿分
※小鉢(小皿)1皿分=70g
※大皿は2皿分=140gとして計算
野菜を食べると、いいこといっぱい!
- 体の調子を整える【ビタミン】
- 健康な体を維持する【ミネラル】
- 体内をきれいにする【食物繊維】
- 肥満予防に効果がある【低エネルギー・食物繊維】
野菜をたくさん食べるコツ
一度にたくさん食べようと思うと大変に感じるかもしれませんが、少しの工夫で目標量に近づくことができます。
- 1食あたり1皿から2皿の野菜料理をプラスする。
- 汁物は野菜をたっぷり入れて具だくさんにする。【具だくさんみそ汁、豚汁、ミネストローネなど】
- ゆでる、蒸す、炒める、煮るなど加熱してカサを減らす。【温野菜サラダ、おひたし、和え物、野菜炒めなど】
- 常備菜を作り置きしておく。【きんぴらやごま和え、おひたし、ピクルス、煮物など】
- カット野菜や冷凍野菜を活用する。
- 簡単に食べられる野菜(プチトマトやきゅうり、レタスなど)を常備しておく。
- 外食やコンビニエンスストアでは丼や麺類などの単品料理より、定食を選ぶようにしたり、和え物やサラダなどの野菜料理をプラスする。