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栄養成分表示を活用しよう
加工食品等のパッケージに表示されている「栄養成分表示」。外食や食品を購入する時に参考にしていますか?
食品を選択したり摂取する際に、重要な情報源となるのが栄養成分表示です。
健康づくりのためにも、栄養成分表示をチェックする習慣をつけ、上手に活用して自分に合った食品を選択しましょう。
栄養成分表示とは
食品の中に「どのような栄養成分が入っているか」「どのくらい含まれるか」を、分かりやすく表示し、ひと目でわかるようにしたものです。
お店で売られている主な加工食品に表示されており、食品選びの決め手になります。
栄養成分表示では、エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の5項目が義務表示となっています。
義務表示の5項目以外にも、任意でビタミンやミネラルなどを表示している場合もあります。
「100g当たり」「1本当たり」など、どの単位による栄養成分表示かわかるように表示されています。
エネルギー | 139kcal |
---|---|
たんぱく質 | 6.8g |
脂質 | 8.0g |
炭水化物 | 10.0g |
食塩相当量 | 0.2g |
カルシウム | 227mg |
どのように活用したらいいの?
私たちの身体を作り、毎日の暮らしに欠かせない食品。お店で売られているたくさんの食品の中から、健康や栄養を考えて食品を選ぶときのポイントになるのが『栄養成分表示』です。
栄養成分表示を上手に活用し、自分に合った食品を選び、食生活改善に役立てましょう。
栄養成分表示の活用方法例
【例1】健康診断の結果で「脂質の多い食事を控えましょう」と指導を受けた男性
N弁当とM弁当で迷った場合
脂質の量を確認! → 脂質の少ないM弁当にしよう。
【例2】血圧が高く、医師から減塩するよう言われた女性
食塩相当量を確認! → 食塩相当量が少ないものを選ぼう。
→スープに塩分が多く入っているから、スープは残そう。
塩分の1日の目標量・・・男性7.5g未満、女性6.5g未満です。
※高血圧及び慢性腎臓病(CKD)の重症化予防を目的とした量は6.0g未満です。
参考:消費者庁HP 栄養成分表示活用促進のための啓発資料「栄養成分表示を活用しよう」