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岩津ねぎが購入できる場所
朝来の味 岩津ねぎ
東は、東京根深一本太ねぎ・千住ねぎ(白ねぎ)、西は、京都の九条ねぎ(葉ねぎ)、この二つのねぎが但馬、朝来・岩津およびその周辺地域の冬の適度な「寒さ」と適度な「雪」そして適度な「湿気」が加わり、柔らかな絶妙の味、日本一の味の「岩津ねぎ」に育ちました。
どこで買えますか?
道の駅但馬のまほろば
朝来市山東町大月字北山92-6
電話 079-676-5121
ファックス 079-676-5123
道の駅あさご
国道312号多々良木交差点信号北100メートル
電話 079-678-0808
ファックス 079-678-1431
道の駅フレッシュあさご
朝来市岩津96
電話 079-670-4120
ファックス 079-670-4121
岩津沿道 直売所
国道312号沿線岩津地内
その他の販売所
JAたじまを通じて、出荷していますので、都市地域の主だったスーパー、ショッピングセンター、百貨店でも販売しています。
お買いまわりの節には、どうぞよろしくお願いします。
岩津ねぎ会席料理・解説
- 肉厚で甘味たっぷりのネギを多彩な料理で
ニューひょうご2004年(平成16年)2月号 広報専門員取材掲載分を転記 - 厳しい寒さを経てうま味はさらに増していく。
あぜ際にうっすらと雪が積もっているのとは対照的に、畑には青々としたねぎが並んでいます。11月下旬から始まった出荷作業も終盤に差し掛かっていました。
「岩津ねぎは他種と比べて大変軟らかいので、慎重に扱わなければなりません」。岩津ねぎ生産組合長の田中務さんはスコップで土をかき分け、腰の高さまで育ったネギを丁寧に引き抜いていきます。 - 根深ネギと青ネギの中間種に当たる岩津ねぎは、青菜から白い茎の部分まで余すところなく食べられるのが特長。肉厚の葉の裏側には、卵白のような粘性があり、岩津ねぎ特有の味みの源だそうです。
- 試行を重ねて完成したこだわりの品々
朝来市では多々良木みのり館で岩津ねぎをふんだんに使った会席料理を提供しています。
ネギと豚肉のカツ、てんぷら、あえ物、カモ鍋…。ずらりと並んだ大小の皿の中から、まずは焦げ目のついた焼きねぎをいただくことに。
香ばしさが口に広がり、かむほどに甘味が出てきます。この濃厚な味ゆえに、料理長の石口孝紀さんはメニューの作成に苦心したといいます。
「ネギ会席といっても、全品でネギを前面に出せばしつこくなります。ネギを主とする料理と副とする料理を織り交ぜ、トータルで食べやすいものにしました」
カモ鍋は、カモ肉のクセのある味をネギが消し、双方のうま味が引き立っています。3時間じっくり煮込んだカツソースにも細かく刻んだネギが入っていて料理長のこだわりがうかがえます。 - 知っ得!!豆知識
うどんの薬味といった脇役的イメージが強いネギの中でも、岩津ねぎは味がしっかりしているので十分に”主役”がこなせます。
焼きネギは家庭で手軽にでき、ネギの味を堪能できるメニューです。茎の部分を5センチぐらいに切って串に刺し、表面に油を塗ります。
「そのまま火にかけても構いませんが、油を塗ると臭みが抜けて食べやすくなります」と石口さん。
肉厚なので表面が焦げるまで焼かないと中まで火が通りません。焼き上れば表皮をむき、しょうが醤油と酒を1:1で混ぜ合わせたものに漬けます。これも、臭みを取るための石口さんお薦めの秘め技です。30分ほど漬けた後、レンジで温め直していただきましょう。