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山火事に気を付けましょう
山火事がひとたび発生すると、季節にもよりますが、乾燥していたり、風が強いと広範囲に火災が広がりやすいため消火が困難になります。
また、麓の住宅等にも燃え移る可能性があり、多くの人々に被害を与える可能性があります。さらに、森林は土地の保全や水源のかん養など、私たちの生活に大切な役割を果たしています。
最近では地球温暖化防止のための二酸化炭素の吸収源として期待されていますが、森林は一旦火災などで失われると、その大切な機能が回復するまでには何十年もの年月と多大なコストを要することになります。
発生原因は?
発生した山火事(林野火災)のうち原因が明らかなものを原因順に並べると「たき火」が最も多く、次いで「火入れ」、「放火(疑いを含む)」、「たばこ」、「火遊び」となっています。
まれに落雷などの自然現象により発生することもありますが、山火事の原因の大半は、「人間による不注意かつ危険な行動」が原因となっているのです。
山火事を予防するには
山火事のほとんどは、人間の不注意によって起きています。このことは、私たち一人ひとりが火の取扱いに注意することで山火事を未然に防げるということでもあります。
防火意識を高め、火の取扱いに注意し、山火事を減らしていきましょう。
○山火事予防に大切なこと
・枯れ草などの燃えやすい物の近くではたき火をしないこと
・たき火などの火気使用中はその場を離れず、使用後は完全に消火すること
・強風時や乾燥時には、たき火、火入れをしないこと
・たばこは、指定された場所で喫煙し、吸いがらは必ず消すとともに、投げ捨てないこと
・火遊びしないこと
かけがえのない貴重な森林を守るため、皆さんの御協力をよろしくお願いします。
参考
https://www.rinya.maff.go.jp/j/hogo/yamakaji/index.html<外部リンク>〈林野庁HP〉
https://web.pref.hyogo.lg.jp/nk22/af17_000000001.html<外部リンク>〈兵庫県HP〉