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全国初「デジタルデバイスを活用した通学路における交通安全対策」
これまで通学中の子どもたちを守るため、交通事故を未然に防ぐ「事前予防型」の交通安全対策に取り組んでおり、令和4年度「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」によって、実際にまちを走るクルマのプローブデータを分析して「スピードが速い」「急ブレーキが多い」といった、通学路における危険箇所を抽出し、現在「ヒヤリ💦ハッ!とマップ あさご」として、公開型GISシステムによる一般公開をしています。しかし、通学路を走行するドライバーや歩行者などに、潜在する危険箇所を直接伝える手段が不足していることから、令和6年度「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」によって、センサや通信装置、LED表示板などを利用した実証実験を行っています。
〇ひょうごTECHイノベーションプロジェクトの概要
県内の地域課題や行政課題に対して、技術やノウハウを持った民間事業者から解決策を広く募集し、マッチングさせ、市町・機関等と民間事業者等が協働して実証実験を行うことで社会・地域課題の解決を図るとともに、実証実験を通じて民間事業者等の新しいサービスの開発、事業成長を目指し実施するもの。
〇実証実験内容
通学路の危険区間(平均速度が速い・幅員狭小など)の前後にセンサを設置することで、走行するクルマや歩行者を識別検知し、センサと通信接続させたLED表示板を利用して、対向するクルマや歩行者に対して注意喚起を行う。
〇協働実証者
イーマキーナ株式会社(神戸市)×朝日航洋株式会社(東京都)× 朝来市