本文
PFOSおよびPFOAの検査結果について
PFOSおよびPFOAについて
有機フッ素化合部の一種であるPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、幅広い用途で使用されてきました。具体的には、PFOSについては、半導体用反射防止剤・レジスト、金属メッキ処理剤、泡消火薬剤などに、PFOAについては、フッ素ポリマー加工助剤、界面活性剤などに主に使われてきましたが、人体へ影響する可能性を指摘されています。
なお、PFOSおよびPFOAについては、製造・輸入等が原則禁止(PFOSは2010年、PFOAは2021年)になっており、規制前に製造・輸入されたものについても厳格な管理が義務付けられています。
水道水について、令和2年にPFOS、PFOAを水質管理目標設定項目に位置付け、当時の科学的知見に基づき安全側に立った考え方を基に、PFOSとPFOAの合算値で50ng/L以下とする暫定目標値を定めています。
※環境省 PFOS、PFOAに関するQ&A集(2023年7月)より要約
朝来市では、令和6年度にすべての浄水場の原水にて検査を実施し、定量下限値未満であることを確認しました。