本文
令和6年度から新型コロナワクチン接種については、個人の重症化予防により重症者を減らすことを目的とし、高齢者を対象としたインフルエンザと同様の定期接種として実施することになりました。
※新型コロナワクチンの全額公費による接種(特例臨時接種)は、令和6年3月31日で終了しました。
新型コロナワクチンの接種は強制ではありません。
(接種の努力義務や市からの接種勧奨はありません。)
以下の「新型コロナワクチン接種を受ける前に」をよくお読みいただき、ワクチン接種の目的・安全性などを理解して、ご本人の意思に基づいて接種をご判断いただきますようお願いします。
何かの病気で治療中の方や体調など接種に不安がある方は、かかりつけ医等とご相談の上、接種についてお考えください。
新型コロナワクチンの予防接種には、発症予防や重症化(入院)予防の効果があることが国内外の複数の報告で確認されています。
潜伏期間は、オミクロン株となってからはそのほとんどが2~3日と短くなっています。感染経路は、飛沫感染が中心ですが、閉鎖空間でのエアロゾル感染(空中に浮遊するウイルスを含む微小粒子を吸い込むこと)があります。接触感染もありますが、頻度は低いです。
呼吸器感染症のため、症状は発熱・咽頭痛・咳などが中心となります。基礎疾患のある場合は重症化リスクがあるとされており、重症化率、致死率は高齢者で高くなっています。
新型コロナワクチンについては、有効性や安全性が確認された上で薬事承認されており、さらに国内外で実施された研究などにより、新型コロナウイルス感染症にかかった場合の入院や死亡等の重症化等を予防する重症化予防効果が認められたと報告されています。
また、流行している株に対応したワクチンを用いることで、重症化予防効果はもとより、発症予防効果の向上が期待されると考えられており、定期接種に用いる新型コロナワクチンの種類(ワクチンに含まれる株)は、当面は毎年見直すこととされています。
予防接種を受けてから、新型コロナウイルスに対する抵抗力(免疫)がつくまでには1~2週間程度かかり、免疫がついても発症を予防する効果は100%ではありません。ワクチン接種後でも新型コロナウイルスに感染する可能性はあります。
ワクチン接種に伴い、次のような副反応があらわれることがあります。
朝来市に住所のある方で、接種当日に次の条件を満たす方
(1) 接種日に65歳以上で接種を希望する方
(2) 接種日に60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器機能または免疫機能に障害を持ち、医師が接種を必要と認める方
自己負担2,000円(医療機関でお支払いください)
※生活保護の方は無料です。
実施期間中に 1回
朝来市内指定医療機関や市外のかかりつけ医療機関
(1) 接種を希望される方は、かかりつけの医療機関に直接予約します。
(2) 医療機関で説明書を読み、予診票を記入して接種を受けます。
※予診票は市内の各医療機関に配布しています。
※予防接種は、医師と十分に相談をして体調の良いときに受けてください。
※健康保険証やマイナンバーカードなど(年齢、住所確認のために)を必ずお持ちください。
※市からの接種券等の送付はありません。
市外の医療機関で接種を希望される場合は、事前の手続きが必要になります。
予約をする前に必ず健幸づくり課へ連絡をしてください。
連絡をせずに接種されたば場合は、公費助成できないことがあります。
健康被害などが生じた場合、定期予防接種については予防接種法に基づく救済制度の対象となります。
定期接種の対象とならない方や定期接種の期間外に接種を希望する方は、任意接種として接種を受けることができます。接種費用は、全額自己負担となります。
接種をご希望の方は、かかりつけ医等にご相談ください。
令和6年度 朝来市新型コロナワクチン接種について [PDFファイル/316KB]
ワクチンを接種することができないのは下記の方ですので、ご自身が当てはまると思われる方は、身近な医療機関にご相談ください。
(※1)明らかな発熱とは通常37.5℃以上を指します。ただし、37.5℃を下回る場合も平時の体温を鑑みて発熱と判断される場合はこの限りではありません。
(※2)アナフィラキシーや、全身性の皮膚・粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下等、アナフィラキシーを疑わせる複数の症状。
ワクチンを接種するにあたって注意が必要なのは下記の方です。予診票に記載した上で予診を受けていただきます。
ワクチン接種は体調のよいときに受けるのが基本ですので、特に基礎疾患のある方は、症状が悪化していたり、全身が衰弱している場合は避けた方がよいと考えられます。ご心配な方は、主治医にご相談ください。
また、新型コロナワクチンは筋肉内に注射することから、抗凝固療法を受けている人、血小板減少症または凝固障害のある方は、接種後の出血に注意が必要とされています。
※その他、新型コロナワクチンに関するQ&Aは厚生労働省のホームページ<外部リンク>をご覧ください。