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新たなフォトスポットが神子畑に完成しました!
完成したフォトフレームの概要
このたび、神子畑選鉱場跡の迫力ある遺構をバックに『映える写真』を撮影することができるフォトスポットが完成しました。これは、日本遺産活用事業の一環で整備したもので神子畑を訪れる観光客の皆さんに写真を撮ってもらい、SNSなどで発信・紹介してもらうことで、更なる集客増加を図っていきます。
事業費:1,270,000円
※電源立地地域対策交付金を活用
フォトスポットの特徴など
- 日本遺産ロゴカラーである赤を基調にフォトフレームを制作。
- 鉄筋コンクリートの階段状の基礎構造物と選鉱場の上下を結んでいたインクラインが写真に入る位置にフレームを設置し、フレームサイズは縦2m×横3mとなっている。
- サイクリスト用にフレーム下部中央に自転車スタンドを作り、自撮りできるようにしている。
- フレームのデザインは、鉱石の道ルートを使ったサイクリングツアーを進めているASAGO CYCLINGのネル・ケビン(地域おこし協力隊)が行った。
地域おこし協力隊のネル・ケビン、ネル・レハン兄弟が推進する滞在型観光
日本遺産「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」は、生野鉱山及び神子畑鉱山の関連遺構が構成要素となっており、この両地域を点から線でつなぎ面にしていくサイクリングツアーは、この日本遺産の更なる発展に大きく貢献するものです。
現在、兄のネル・ケビンが立ち上げた「ASAGO CYCLING」では、オリジナルで開発した生野から神子畑間のサイクリングツアーを展開しています。
また、クリエイト生野株式会社で弟のネル・レハンが中心になって運営を行っている宿泊施設「生野ステイ」(旧生野鉱山職員宿舎で「甲社宅」と呼ばれ、朝来市文化財に指定)は近年のインバウンド観光客の影響もあり、欧米人を始め多くの観光客が訪れている。
これらサイクリング事業と宿泊事業を連携させることで、鉱石の道を新たな形で観光産業としての経済効果を生む起爆剤になると考える。