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古代に使われた土器や石器の展示や、パズルや模型で遊びながら古代体験できるハンズ・オン・ステージで、歴史を想像しながら紐解いていく考古学の面白さを伝えます。
大昔のくらし:片引遺跡、仲田遺跡、宮ノ本遺跡出土品(約40点)
たたかいの時代:大盛山遺跡出土品や、市内出土のたたかいに関する出土品(約10点)
ムラのリーダー:梅田東墳墓群出土品(約100点)
その他、豊岡市気比2号銅鐸および久田谷破砕銅鐸の複製品を展示
今から二千年も昔のこと。弥生時代の人々は、ムラを中心に田畑をつくり、安定したくらしをしていました。
さまざまな形の土器
稲の穂摘み具(石包丁)
人々は、土地や貯えた食べ物をめぐって争いだしました。この争いは、権力をめぐる戦いへと発展していきました。
たたかいの道具(環状石具)
石鏃
ムラを守るため、意見をまとめる人が現れました。
人々は、ムラの発展や安全を神に祈りました。
まつりの道具のひとつとして銅鐸というカネが使われました。
ムラがクニとしてまとまると、銅鐸も聞くものから見るものへと変化し、やがて銅鐸を使ったまつりは終りを迎えました。
銅鐸は埋められたり壊されたりして、弥生時代のまつりも終りを告げたのです。