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フランス人技術者たちの指導のもと、明治8(1875)年に完成した生野銀山工場竣工を記念して描かれたもの。明治の始めに大阪から遠く離れた山の中に、当時としては日本の五指に教えられる大工場と、西洋的な風景が描かれています。
(朝来市指定文化財 朝来市蔵)
異人館で使われたランプ(明治期)
異人館(1~5番館)においてフランス人技術者によって使用されたランプ(朝来市蔵)
※時期によりランプの入れ替えをしています。さて、どんなランプが展示されているでしょうか…お楽しみに~♪
横須賀製鉄所製図 生野鉱山 搗鉱機設計図
英語のメモ書きがあり、ヤードポンド法による設計されている。Mr,Garcinという人物名が見える。
縮尺1/20
幅648mm×縦407mm
明治2(1869)年
(朝来市指定文化財 朝来市蔵)
横須賀造船所製図 生野鉱山 ピストンポンプ設計図
日本政府宛てのもので、坑内における湧水の排水対策に設置されたポンプの設計図と考えられる。メートル法による表記で、図面はフランス語で表記されており、「ST.ETIENNE」(サン・テチェンヌ)のロゴも確認できる。
縮尺1/20
幅550mm×縦395mm
明治11(1878)年
(朝来市指定文化財 朝来市蔵)
※掲載以外にも、貴重な資料をたくさん展示しております。建物は、大正時代の物で、和室、縁側、庭園もご覧いただけます。ぜひお越しください。