本文
熱中症警戒アラートを活用しましょう
「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性に対する「気づき」を促すものとして、熱中症との相関が高い暑さ指数(WBGT)を基準値に採用し、府県予報区等内において、いずれかの暑さ指数情報提供地点における、翌日、当日の日最高暑さ指数(WBGT)が33(予測値)に達する場合に都道府県ごとに発表されます。
また、令和6年度から、広域的に過去に例のない危険な暑さとなり、人の健康に被害が生じるおそれがあると予想される場合、もう一段上の「熱中症特別警戒アラート」が発表されることになりました。都道府県内において、すべての暑さ指数情報提供地点における、翌日の日最高暑さ指数(WBGT)が35(予測値)に達する場合等に発表されます。
熱中症警戒アラート等が発表されたら、熱中症の予防行動を積極的にとりましょう。
暑さ指数(WBGT)とは?
暑さ指数(WBGT)とは、人体と外気とのやり取り(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい
1.湿度
2.周辺の熱環境(日射やふく射など)
3.気温
の3つを取り入れた指標です。
日常生活に関する指針
日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.4」(2022)より
(※)暑さに弱い人:体力の低い人、肥満の人や暑さに慣れていない人など
(公財)日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」より
熱中症(特別)警戒アラートが発表されたら予防行動をとりましょう!
普段以上に「熱中症予防行動」を実践しましょう!
- のどが渇く前にこまめに水分補給をしましょう(1日あたり1.2リットルが目安)。
- 熱中症特別警戒アラートが発表された場合は、冷房の効いた室内へ避難しましょう。クーリングシェルター等も活用してください。(ただし自宅にエアコンがある場合、涼しい環境が確保できる場合はクーリングシェルターへの移動は必要ありません。)
極力外出は避け、暑さを避けましょう!
- 昼夜を問わず、エアコン等を使用して部屋の温度調節をしましょう。
- 普段以上に「熱中症予防行動」を実践しましょう。
熱中症リスクが高い方に声かけをしましょう!
高齢者、子ども、持病のある方、肥満の方、障がいのある方等は熱中症になりやすいといわれています。
身近な人から熱中症の予防行動をすすめましょう。
暑さ指数(WBGT)を確認しましょう!
暑さ指数(WBGT)は時間帯や場所によって大きく異なるため、身の回りの暑さ指数(WBGT)を熱中症予防サイト等で確認して
行動の目安としましょう。
熱中症(特別)警戒アラートを受け取りましょう!
下記リンクから「熱中症警戒アラート等 メール配信サービス」に登録することができます。
暑さ指数(WBGT)の実況と予測 ― 熱中症予防情報サイト(環境省)<外部リンク>
熱中症警戒アラートのメール配信サービス ― 熱中症予防情報サイト(環境省)<外部リンク>