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市長の部屋

ページID:0005340 更新日:2024年1月1日更新 印刷ページ表示

市長あいさつ

 あけましておめでとうございます。
 市民の皆さまにおかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症の罹患者が国内で確認されてから間もなく4年が経過します。その間、日常生活には閉塞感が漂う時が流れましたが、昨年5月に5類感染症に移行されたことで、市内に活気が戻ってきたことを目の当たりにするにつけ、人と人との交流の大切さと笑顔で集えることの素晴らしさを実感いたしました。
 また、国内景気も世界的な金融引締めや中国経済の先行き懸念など海外景気の下振れリスクを憂慮し一部で足踏みが見られるものの、緩やかながら回復基調を見せていますし、2025年大阪・関西万博に向けた機運も高まりつつあり、この関西盛り上げの追い風を市内に循環させたいと考えています。
 しかし、その一方で不安定な世界情勢や猛暑による農作物の不作などに起因する物価の高騰は、市民の皆さまの家計や事業者の皆さまの経営に大きな影響を与えています。
そのため今年度は必要に応じて補正予算を編成し、家計への負担緩和や市内消費喚起対策などを講じて参ったところであり、今後も国県の動向を注視し、適時に対応してまいりたいと存じます。
 さて、私は小職を拝命し、5月に4年目を迎えます。私の政治信条である「全ての住民の皆さんが幸せを実感できるまち」の実現に向け、首尾一貫して政策につながりを持たせ効果を発揮させることを意識し市政の舵取り役を務めてまいりました。令和3年は、コロナ禍で傷ついた市内経済の回復を第一義に支援施策を講じ、令和4年は「幸せと暮らしを守る道のり予算」として、コロナ禍の対応と今後の子育て施策や公共交通の在り方など諸施策の方向性を定めてまいりました。令和5年は、私が重要施策として取り組む「子ども子育て施策」について、子育て世代の皆さまから直接お話をお聞きし、いただいた意見を政策に反映させた「幸せと暮らしを守り始動する予算」を編成いたしました。
その一例として、産婦人科・小児科のオンライン相談の試験導入、朝来医療センター産婦人科外来の開設、ファミリー・サポート事業の実施、第2子以降保育料の無償化、高校生等医療費の無償化などにより安心して子どもを生み育てられる環境の整備に取り組んでまいりました。
 また、温暖化に起因する地球環境の悪化や我が国の人口減少により増加が予想される空き家問題などの2050年問題についても、今が将来に向けた種まき期であり、まちの生き残りをかけた政策課題について、ふれあい市長室などで地域の皆さまと意見交換をさせていただきました。
 そして、本年はそれら諸施策の更なる「深化」と「加速化」を図り、市民の皆さまの生活が「龍の水を得たるが如く」天高く「飛躍」する年になるよう尽力してまいりたいと存じます。
 結びになりますが、本年が皆さまにとって健やかで幸多き年になりますよう心からご祈念申し上げ、新年のあいさつとさせていただきます。


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